
情シスの業務は増え続ける一方で、人員はなかなか増えません。本記事では、IT部門の業務過多を解消するための「業務改善」の考え方と、明日から実践できる具体的なポイントを解説します。
業務改善の本当の意味
「業務改善」と聞くと、単なる作業の効率化やツール導入を思い浮かべがちです。しかし情シスにおける本質的な業務改善とは、限られた人員で、より価値の高い仕事に時間を割ける状態をつくることを指します。
日々の問い合わせ対応や運用保守に追われ、本来注力すべき企画・DX推進に手が回らない ― この状態を放置したまま人を増やすのではなく、業務そのものを見直すことが改善の出発点です。
「忙しさ」ではなく「価値」で仕事を測る。
作業量を減らすことがゴールではなく、限られた時間をどこに使うかを問い直すことが業務改善の核心です。
過多を生む5つの構造要因
業務過多は担当者の能力の問題ではなく、多くの場合、構造的な要因から生まれます。主な原因は次のとおりです。
① 問い合わせ対応の属人化ヘルプデスク業務が特定の人に集中し、その人が抜けると回らない。ナレッジが共有されていない。 | ② 手作業・繰り返し作業の多さアカウント発行、棚卸し、レポート作成など、定型作業を毎回手動で行っている。 |
③ 運用保守の負担増既存システムが増えるほど保守対象が膨らみ、新規業務の時間を圧迫する。 | ④ 業務の可視化不足誰が何にどれだけ時間を使っているかが見えず、ボトルネックを特定できない。 |
⑤ 「何でも屋」化IT関連なら何でも情シスに、という文化。本来の役割外の依頼が積み重なる。 | ⑥ 改善に着手する余裕がない目の前の対応で手一杯で、改善のための時間を確保できない悪循環。 |
可視化から自動化まで
業務改善は、いきなりツールを導入するのではなく、順を追って進めることが成功の鍵です。
明日から始められる改善策
🎫 問い合わせの一元管理チャットやメールに散らばる問い合わせをチケット管理に集約。対応漏れと二度手間を防ぐ。 | 📚 FAQ・ナレッジベース整備よくある質問を自己解決できる形にし、問い合わせ件数そのものを削減する。 |
⚙️ 定型作業の自動化アカウント発行やレポートなどをスクリプトやRPAで自動化し、手作業を減らす。 | 🤝 開発・保守の外部活用コア業務以外を信頼できるパートナーに任せ、社内リソースを企画・DXに振り向ける。 |
直視すべき3つの注意点
改善そのものが目的化すると、かえって現場を疲弊させます。以下の3点に注意が必要です。
業務改善を加速させる方法
業務改善の中で、開発・運用保守を外部パートナーに任せることは、最も即効性の高い打ち手の一つです。社内は標準化とマネジメントに集中し、実装は専門チームが担う ― この分担が、人を増やさずに業務過多を解消する現実的な近道になります。
BAP ― 情シスの「業務過多」に伴走するパートナー
株式会社BAP Solution Japan ― 日本市場向けのソフトウェア開発・オフショア企業。東京・大阪に法人と拠点を構え、情シスの負荷軽減を開発と運用の両面から支援します。
まず業務の可視化から。御社の情シスに最適な改善プランをご提案します。




