導入の際に知っておくべきSalesforceの価格

1. Salesforceの導入費用

Salesforceの実装には、導入にかかる構築費用とライセンスの2種類の料金がかかります。 Salesforceの場合、ツールのインストールに対して費用を支払う必要がないため、費用はビジネスの導入要件によって異なります。

Salesforceの価格には、ライセンス、製品、エディションの3つ関係します。 以下の例をご覧ください。

salesforce 価格

Salesforceのコスト – 出典: Contact Monkey

2. Salesforce製品

セールス フォース 導入 費用

Salesforce製品 – 出典: JanBask Training

Salesforceには、幅広い分野で役立つさまざまな製品があり、それぞれに独自の機能があります:

  • Sales Cloud: 営業をサポートするクラウドベースのSFA/CRM
  • Service Cloud: カスタマーサポートなどオペレーターをサポートするクラウドベースのCRM
  • Community Cloud: 従業員やパートナー、顧客が相互に繋がるためのオンラインプラットフォーム

その他、有名な製品に、Marketing CloudやEinsteinAnalyticsがあります。

3. Salesforceのエディション

エディションの数と種類は製品によって異なります。 例として、SalesCloudとServiceCloudで次のエディションを利用できます。:

  • Essentials: 最大10ユーザーのスモールビジネス向けCRM
  • Professional: あらゆる規模の企業向けのCRM
  • Enterprise: 自社に合わせてカスタマイズできるCRM
  • Unlimited: 無制限の機能とサポートを備えたCRM

エディションは高額になるほど使用できる機能が多くなります。

例えば、Sales Cloudの場合、「商談管理」機能はすべてのエディションに含まれていますが、「契約」および「見積」機能はプロフェッショナル以上です。 また、「レコードタイプ」も、プロフェッショナル以上の3つのエディションで利用できます。 Salesforceの価格ページには、エディション比較表が用意されており、違いを詳細に確認できます。

会社のニーズに合わせてエディションを選ぶこともできますが、機能や効果について判断するのは難しいでしょう。 したがって、Salesforceのコンサルタントと自社に適用するかどうかを明確に話し合うことをおすすめします。

また、エディションや製品は、目的や機能だけでなく、拡張性にも関係しています。 例えば、マーケティングオートメーションツールのPardotは、ProfessionalなどのSalesCloudの各エディションをサポートするアドオンとして提供されています。 また、Salesforce専用アプリケーションであるAppExchangeのサービスを使用する場合は、製品とエディションが関係します。

4. Salesforceのライセンス

ライセンスは、ユーザーごとの月額料金です。 Service CloudのProfessional版の場合、5つのアカウントで使用すると、ライセンス料は9,000円×5人=45,000円が月額ライセンス料になります。 ただし、Essentials版の上限は10ユーザーですので、最大人数で使用すると3,000円×10人 = 30,000円が月額料金です。

ユーザー数は、自社の規模や運営によって異なります。 例えば、学校事業の場合、ライセンスは教師、スタッフ、学生の数に基づきますが、ライセンスの数は作業要件に応じて定義されます。

5. Salesforceのエディションと製品の関係

SalesCLoudとServiceCloudを使用する場合、両方に同じエディションを使用する必要があります。

Salesforceの導入は、要件定義、実装方法、データ移行、およびトレーニングによって異なります。 Salesforceの料金は、自社にとって何が必要か、プロジェクトに参加する従業員の数にも依存します。

今回、Salesforceの導入費用について説明しました。 BAPは、皆様がこのプラットフォームについてもっと理解し、正しい判断を下せるようになることを望んでいます。Salesforceについて相談したい場合、Salesforceに限らず、ビッグデータ、AI、ブロックチェーン、Webサービスなどの開発に豊富な経験を持つBAPにお問い合わせください。