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ITコンサルタントとは、IT技術を用いてビジネス・経営に関するコンサルテーションを提供する担当者をさします。一方、システムエンジニアの業務は、経営課題の改善案をシステムに落とし込む為の設計や要件定義を行います。ITコンサルタントは、より顧客のビジネス目標の達成に重点を置いて、ニーズに合ったシステムや技術を提案します。
1. ITコンサルタントとは
ITコンサルタントとは、IT技術を用いてお客さまのビジネス・経営に関するコンサルテーションを提供する業務担当者を指す言葉です。
通常の開発で登場するシステムエンジニアとの違いは、よりお客さまのビジネスに関する目標達成に重点を置いて、経営課題解決に向けた現状分析～改善案、お客さまのニーズに合ったシステムや技術を提案するところが異なります。
一方、システムエンジニアの業務は、経営課題の改善案をシステムに落とし込む為の設計や要件定義を行うことです。
例えば、業務の流れとして、IT営業⇒ITコンサル⇒システムエンジニアと繋がることも頻繁にあります。
2. ITコンサルタントがいる場合、いない場合のシステム開発
ITコンサルタントの業務有無についての違いですが、端的に表すと、より経営的な視点でのシステム開発を実現させるか、要件が決められたシステムを開発するかの違いとなります。
具体的には以下です。
ITコンサルティングはお客さまがそもそも抱える課題の設定と、その解決手段としてのシステムのあるべき姿の設計から始まります。一方で、ITコンサルティングがない場合は、システム企画がある程度固まった段階でのソフトウェアやシステムの要件定義から始まるということになります。
例えば、実際の案件に近しい事例で言うと、 「低迷する保険業界の顧客の解約率という課題」に対するコンサルティングが求められた場合、ITコンサルティングがある場合は、「若年層へのリーチ不足」という隠れた問題を発見し、解決策として「生活に接触するアプリの開発」というシステムの企画を行うことから始まります。
一方でITコンサルがない場合は、「生活に接触するアプリ」の要件定義を行い、アプリを開発するということになり、「若年層へのリーチ不足」が正しい仮説であったかの検証をシステム開発を行う会社では、把握しきれないものとなります。
3. ITコンサルタントの仕事
Google, Apple, Facebook, Amazon などシステム開発企業が大きく成熟した現代社会では、非常に多様なITサービスが提供されるようになってきました。SaaS や MaaS など、既存のサービスを組み合わせることで企業経営者が本当に望むシステムを構築することができるため、幅広くIT分野の知識を持ったITコンサルタント仕事の価値は更に高くなっていくと想定されます。そのため、プログラマー、SE、マネージャー、ITコンサルタントなど、多くの経験を積み、信頼されるようになった本物のITコンサルタントは非常に貴重な存在です。
4. BAPでできること
BAPでは、日本に在住するITコンサルタント（日本人・ベトナム人・他）を抱えています。
これらリソースを用いて、ビジネスモデルに即したアプリ・システムの提案や、SAP、SalesForceという業務・販売等管理パッケージを用いた提案を行い、お客さまの経営課題に寄り添った提案が可能です。
