ブロックチェーンシステムにおいて、一定量のトランザクションデータをまとめて永続的に記録するファイルを ブロック と呼びます。 ブロックチェーン開発 においてはブロックの設計によってトランザクションスピードに影響がでるため、重要な項目です。
時間とともに新たに生成されたトランザクションデータは、
1.トランザクションプールと呼ばれるデータ貯蔵庫に一時的に保管され、
2. マイニング作業によって新たなブロックとしてまとめあげられ、
3. 正当性が承認されると古いブロックに繋がれてチェーンを形成します。
ブロックがより長くブロックチェーンに埋め込まれるにつれて変更や削除がより困難になり、ブロックチェーンの不可逆的なトランザクション記録が形成されます。
ブロックが存在しないブロックチェーン
IOTAやNANOのような、DAG型(有向非巡回グラフ型)と呼ばれるタイプのブロックチェーンは、トランザクションをブロックとして纏めずに関連のあるトランザクション同士をハッシュで繋いでいます。
ブロックがないので、ブロック生成時間や送信速度の遅延、承認報酬のために高い手数料を支払うといった問題を解消することができます。
その一方で、ブロックを形成することで得られてたセキュリティ面の課題が残っており、今後の発展が望まれています。
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